お正月の雰囲気が消えた

お正月である。近所の神社に初詣に行った。
非常に込んでいて行列になっていたので、並ばずに脇に立ってお参りした。
ほとんどの人は2礼2拍1礼というのを知らないようで柏手を打つ音がしない。
神社への道すがら、圧倒的に正月の門松をはじめとするお飾りが
町から少なくなっていることに驚く。
数日前までのクリスマスの電飾しかも青色ダイオード!のデコレーションの喧しさ
とは打って変わっての仕打ちである。伝統的な日本のデコレーションの簡素で、素朴に見えて考えられた色や素材の組み合わせが気に入っているだけに、非常に残念である。
これでは、正月の冷えた空気のすがすがしさも半減である。

かといって、素直に「美しい日本」とはいえないのがむずかしい。