2007-01-01から1年間の記事一覧

Scala言語の開発に作者は命を賭けている!

みなさま、ご無沙汰です。 最近はまっているのは、「ちりとてちん」とScalaです。 ちりとてちん と掛けて Scala と解く。 その心は、言語の腐ったような味 じゃなくて 単なる朝ドラ(スクリプト言語)のように見せ掛けて 見れば見るほど(使えば使うほど)そ…

三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』三浦祐之『金印偽造事件』

ひさしぶりに小説を読んだ。半年ほど前に読んだ川上弘美いらいである。 『古道具 中野商店』と同じような雰囲気の小説が読みたいなと思い、 三浦しをんを芥川賞作家だと勘違いして、本書を手に取ったのであった。 各章ごとに挟まれる下村富美の劇画風イラス…

Scala 2.6.0-finalがリリースされた

http://www.scala-lang.org/downloads/index.htmlさあ、使うぞ。。。

オウムのAlexが死んだ(合掌)

以前から注目していた「天才」オウムのAlexが死んだ。30才だった。 彼は、言葉の話せるオウムだった。オウムがしゃべるというとき それは人の言葉のような音声を発することができるというに過ぎないが Alexは明らかに意味を正しく理解して言葉(英語)を話した…

国立天文台の4D2Uドームシアター

というのが凄いらしい。宇宙の構造を137億年の歴史とともに3D(4D?)バーチャル体験もどきができるらしい。 そして一般にも公開されているとのこと。予約が必要。http://4d2u.nao.ac.jp/

ペドロフスキー『人は誰でもエンジニア』より

ひさしぶりに、今週の一言を。 技術に関するエッセイで有名なペドロフスキーの本を読んでいて出会った。 彼が引用しているジョージ・サンタヤナ『理性の生命』から: ・過去を記憶できないものは、罰として過去を繰り返す ・進歩とはおよそ変化からなるもの…

ほぼりスクリプト言語Scalaの情報源

言語Scalaは、EPFL大(仏ローザンヌ)のMartin Odersky教授により開発された、強い型付けをもつ純粋なオブジェクト指向と関数型が理論的にほぼ完全に融合したプログラミング言語です。Scalaは、JVM上で実行されるため、言語内からすべてのJavaクラスが普通に利…

ここ1ヶ月ほどScalaというスクリプト言語をいじっているが これが非常によろしい言語である。何がよろしいかというと 関数型言語とオブジェクト指向言語が合体しているだけでなく、 理論と実践がほぼ完璧といってよい具合に融合しており 現在考えられるホボ…

建築家という仕事はXXと似ている

きのうのNHK「ようこそ先輩」に登場した建築家の中村好文さんの言葉。 建築家という仕事は、探偵にも似ているし、医者にも似ている 子供達にツリーハウスの模型を作らせていたが、そのときのキーワードが 「イマジネーション」だった。そのツリーハウスに…

香山リカの憲法論

小田中さんサイトからの引用ですが… 最近の改憲論に対する精神科医の香山リカの言葉。 大事な決定は元気なときにするべきだという臨床精神医学の原則からして、 「現実を直視するのが怖いから、ここらでリセットしよう」 というのは間違っている。元気なとき…

世界最古の建築理論家ウィトルウィウス

Wikipediaを見ていたら、なんと紀元前1世紀にはローマ帝国に世界ではじめての建築理論家が 生まれたことがわかる。『建築十書』といも言われる書物『建築について』De Architecturaを書いているんですね。 マルクス・ウィトルウィウス・ポリオ(Marcus Vitru…

バッカス逝く。彼は酒好きだったか?

バッカスってつい最近まで生きていたのですね。 Fortranを作り、BNF形式の文法記述手法を生み、 ソフトウェア産業の勃興期のスーパーリーダーでした。 ほんとうにご冥福を祈ります。ちなみにバッカスはお酒が好きだっただろうか? どなたか知っている人はい…

今週の一言

Web上でたまたま見かけた 「男は愛嬌、女は度胸、本は内容」(みーちゃん) できまり。

コトづくりワークショップに参加

このワークショップの2日目に参加しました。はこだて未来大学で人工知能とくにゲームの研究をやっている イアンさんというイギリス人研究者(日本語がうまい)がもう1人の研究者のマ ルコムさんと2人で講師を勤めるワークショップでした。 基本的には、個人…

新刊じゃないけど

「科学者という仕事」(酒井邦嘉 著)中公新書2006 「東大式絶対情報学」伊東 乾 (著)講談社2006

とりあえず新刊

◇『なぜヒトの脳だけが大きくなったのか 人類進化最大の謎に挑む』(浜田穣/講談社ブルーバックス) http://www.bk1.co.jp/product/02748634/p-moriyama0044 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406257540X/sfsciencebook-22/◇『進化しすぎた脳 中高…

検索エンジンMooterと概念マップ

先週NHKでGoogle革命なる特集番組をやっていた。 ここでは最近知ったMooterという別の検索エンジンをご紹介します。 http://www.mooter.co.jp/ 私が面白いと思ったのは、検索結果を優先順位ではなく、 語彙解析して意味カテゴリごとにクラスタリングして 一…

言語とは

あと1つすごいと思ったのは、リトアニア出身の言語学者Max Weinreichの言葉: 言語とは、陸軍と海軍を備えた方言のこと A language is a dialect with an army and a navy. つまり、何国語という言い方がされる言語は、近代になって国民国家の成立とともに …

フランク・ロイド・ライトの言葉

「テレビは目のチューインガムである」 という有名な言葉があるが、この言葉があの帝国ホテル他で日本でも有名な フランク・ロイド・ライト(1867-1959)が1950年代に発した言葉であったとは つゆ知らなかった。引用句辞典というのは引いてみるとなかなか面白…

演奏家のもっとも大切なこととアジャイル

NHK-BSでバレンボイムのピアノレッスンをやっていて これが非常に面白かった。彼は音楽的な内容を非常に的確な言葉で説明するのが とてもうまい人だった。グルメ番組で料理を無内容な言葉で形容するのとは大違いで 生徒の演奏の直後に、自分自身ピアノでポイ…

モグラ地国は天国だ

赤瀬川原平の散歩の言い訳 より この公園は地中のモグラの天国だ。いやモグラだから地国か。

コンセプト関係 ベスト7

●価値の3つのQ 量 Quantity 質 Quality 意味 Quest ●見える化のためのPDCA:見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み:遠藤功 ・計画達成型PDCA: Plan Do Check Action ・問題解決型PDCA: Problem Display Clear Acknowledge *Problem−fin…

自分で思いついた標語ベスト3

1.モノ言葉(オブジェクト指向言語)から「もの・こと・ば」のモデリングへ 2.概念コラージュによる直接モデリング 3.Jude一直線(某製品の宣伝コピー) 番外.3大編集者: 三浦雅士、松岡正剛、粕谷一希

言葉関係

「かわいい」の語源は「顔映ゆし(かおはゆし)」 「幸せ」の語源は「仕合わせる」(何とかうまく合わせる)という能動的行為だった! body からだ <==> mind こころ mind こころ = the Subject主体(判断の座) + the Self自己(人として外界へのI/F) 通…

日本全国どこでも立体視!

ブルキのご隠居が教えてくれたのですが、 国土地理院がこんなお茶目なサービスを開始してくれていたんですね。 地図閲覧サービス(試験公開)の立体視サービス http://wss.gsi.go.jp/ これは楽しめる。自分の家の近所もけっこう起伏があるので おもしろいほど…

新刊:分類の本、数学の本

◇『知の分類史 常識としての博物学』(久我勝利/中公新書ラクレ) http://www.bk1.co.jp/product/02746191/p-moriyama0044 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121502361/sfsciencebook-22/◇『完全図解周期表 自然界のしくみを理解する第1歩』(ニ…

4巨頭の建築家が住宅を語る

磯崎新・安藤忠雄・藤森照信・伊藤豊雄「住宅の射程」TOTO出版(2006) という本が知らないうちに出ていた。安藤と藤森という組み合わせで何が出てくるか。 興味深い。この4人にさらに、井上章一を含めてくれていたら完璧だったのに…

翻訳と日本語

日本語で翻訳を行うということに関する傾聴すべき言葉 http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/koten/bn/Kant.html

大塚英志が小泉八雲本

わたしが注目している同世代評論家である大塚英志の新刊 しかも私の好きな小泉八雲を扱っている。楽しみ。 「捨て子」たちの民俗学―小泉八雲と柳田國男 * 作者: 大塚英志 * 出版社/メーカー: 角川学芸出版 * メディア: 単行本

モデリングが得意な人はSF好きか?

森下一仁「思考する物語 SFの原理・歴史・主題」東京創元社(2000) はすごい。ここまで深くSFというものを明確に定義しようという野望は 著者の愛以外の何ものでもあるまい。感じ入ったところを以下に3箇所ほど引用。 しかし、著者の愛には申し訳ないが、以…