2008-01-01から1年間の記事一覧

ドーダ理論を語用論に適用すると『煩悩の文法』になる

今わたしが注目する鹿島茂さんの世界最強のセオリーがドーダ理論である。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022503025/ 「ドーダ」とは「自己愛に源を発するすべての表現行為」のこと。 世の中の人間は上から下までみんなドーダを人に発することを生きがいに…

アジャイルプロセス協議会5周年記念セミナー7/31木

私が関係するアジャイルプロセス協議会の5周年記念セミナーが来る 7/31(木)に渋谷シダックスホールにて開催されます。ここで是非とも聞いて欲しいのは、私が企画した、世界最強のセルフビルド建築としてまた住民参加型のアジャイルな施工プロセスの革新性が…

最近でた本メモ

まだ読んでないどころか買ってもいない、一部出てもいない。。。 なんだかずいぶん面白そうな本が多い気がする。 ○ソフトウェア関係 ・インターフェース指向設計 アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践 Ken Pugh オーム社 ○建築・都市 ・シュリン…

みすず08年3月号と中井久夫のSSM(丸山ワクチン)談義

元ウィルス研究者にして精神科医の中井久夫がその人気連載において「臨床瑣談5 SSM、通称丸山ワクチンについての私見」を書いている。これで丸山ワクチンのことを専門家はSSMと略すとはじめて知った。あの信頼に足る中井久夫の言葉として語られる丸山ワクチ…

『いける本いけない本』第8号2008夏号ほか出版社系冊子がおもしろい

あの大きな本屋に置いてある無料の小冊子(ムダの会発行・トランスビュー発売)の1つである。 「いける本・いけない本 大アンケート」もいけている。20人に対して18ページ! 私も結構愛読する社会学者 大澤真幸の新作に対するものを含め結構辛口評もあって…

故デビッド・ボームのなぜか新刊『ダイアローグ』が

なぜか今頃草稿の中から発掘されて英治出版から出ているのに なぜかニューサイエンスっぽくなくて なぜかハーバマスのコミュニケーション的行為の理論ばりにマトモで なぜか受けているらしい。。。 ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ / デヴィッ…

本日の言葉「悟り」

たとえば「解脱」という概念がある。非常におおざっぱに「この世のあらゆる苦しみから自由になること」「絶対に安全になること」ととりあえず解しておこう。これを仏教的、というと不正確なのだろう。仏教の本来の教え、おそらくは仏陀が考えていたこと、説…

読もうと思う本『プロジェクト・ブック』のメモ

プロジェクト・ブック (建築文化シナジー) * 作者: 阿部仁史, 本江正茂, 小野田泰明, 堀口徹 * 出版社/メーカー: 彰国社 * 発売日: 2005/03 * メディア: 単行本 http://d.hatena.ne.jp/asin/4395241018本日古本屋でゲット。さっそく最初のページを繰ると: ■…

Scalaオフ会&勉強会@豆蔵6/13 無事終了

参加者は26名でした。みなさま、お疲れ様でした。 なお、当日の勉強会の資料は以下から入手してください。 ○神崎さん発表資料==> http://www.vsa.co.jp/outside_files/SCALA0613.pdf ○水島さん発表資料==> http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~i021216/do…

6/13(金)夜:Scala勉強会やります@新宿三井ビル34階豆蔵

ちりとてちん。 もう6月ですね。梅雨入りですね。Scalaの季節ですね。ということで、Scala勉強会をmixiのScalaコミュとの合同企画として行います。 Scalaに関心のある方であれば、どなたでもご自由に参加できます。 ====== 日時: 2008 6/13(金)19:00-21:0…

お金の話。クレジットカード誕生の歴史

最近、マネー、お金とはいったい何なのか?ということがしきりに気になり いろいろ本を漁っている。せっかく読んだので自分用のメモ。クレジットカードって1958年の実験で始まった結構新しい存在なんですね。 最近のお財布携帯などのいわゆる電子マネーとの…

ITエンジニアのためのビジネス書10冊

ITアーキテクト誌2008年Vol.17最新号 http://www.itarchitect.jp/mag/ は 『クラウド・コンピューティング』とともに『ITアーキテクト必読!ビジネス・センスを養うための20冊』 を特集しているのでぜひ参考にして欲しい。わたしもアンケートに答えたのだが…

Alan Kay:全部込みで2万行プロジェクトとScala

Smalltalkやパーソナルコンピュータの概念的な父であるAlan Kayは Squeakで子供のための教育環境を作るプロジェクトをやっていましたが、 現在は、なんとOSカーネルからグラフィックスシステム、ネットワークシステムからエンドユーザーシステムまですべてを…

Scalaの使い方:4つの入り口

ちりとてちん。 おかげさまで、昨日のJJUG主催のCCCイベントでのLiftおよびScalaセッションは 大盛況(最終コマのひがさん「ITゼネコンをぶっとばせ」人気のお蔭という説も)でした。 (CCC自体で315名、Liftコマに90-100名、Scala BOFに100-110名くらいだっ…

4/30水のCCCにてScala&Liftセッション2コマあります

ちりとてちん。おかげさまで、来週4/30(水)秋葉原ダイビルで行われる JJUG主催CCC(Cross Community Conference)イベントで2コマもScala&Liftのセッションがあります。 http://www.java-users.jp/contents/events/ccc2008spring/ その内容も以下のように確…

リストのチカラと「ただ・もんじゃない」リスト

過去から現在まで世の中でいわれてきた、 いわゆる「XXの教えn箇条」「YYで学んだn個のこと」「実践ZZのこつ」 といったノウハウ箇条書きリストの一大コレクション・サイト! http://listfreak.com/ とにかくこれは使える! こういうのをネット上でみんなの…

2/26:豆ナイトでScalaとLift

ちりとてりん。 どうやら豆ナイトで、ScalaおよびJavaとの相互利用、WebフレームワークLift on Scalaに関しての簡単な入門チュートリアルが行われる。Web上では申込み締め切られているが、当日受付で 「はてなで見た」、「mixiで見た」、「HHaが言ってた」 …

デブサミ:怪盗RubyからScala座の怪人へ

デブサミ2日目の最終セッションだったので、時間的には余裕を持って Scala初めての皆さんに言語としての良さ・面白さ・可能性を伝えられたカナ。 時間がまだ少々あったので、小話『すからてちん』をやってしまった。 一部では大受けだが、大半のみなさんは引…

Scalaの入門記事が急増中!

ちりとてりん… みなさま、毎度のお運び、ありがとうございます。どうも本当に今年はScalaが言語としてブレークしそうな雰囲気が高まってまいりました。 ちょっとネット上を見渡しただけでも●InfoQ:なぜScalaなのか? 作者 Ian Roughley, 翻訳者 白石 俊平 h…

Scala言語の入門書の紹介

オブジェクト指向と関数型が美しく融合したJVM上の実用言語Scalaを勉強するのによい 資料・記事をまとめてみます。 ◎まずとりあえず最初に読むもの(どれも日本語) ●InfoQ:なぜScalaなのか? 作者 Ian Roughley, 翻訳者 白石 俊平 http://www.infoq.com/jp/n…

2007年のマイベスト本

あけましておめでとうございます。 今年はぜひともScalaおよび関数型言語の日本における実践元年にしたいものです。昨年出版され読んだ本の中から勝手にベスト3を発表。 ●まずは一般書に関してのベスト3。 1.生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社現代新書…