2006-12-29から1日間の記事一覧

宮崎市定翁が見立てる明治維新における薩長の功罪

宮崎市定『古代大和朝廷』ちくま学芸文庫には不思議なことに、一番最後に 「幕末の攘夷論と開国論--佐久間象山暗殺の背景」 という論文が入っており、これが歯に衣着せず宮崎節が炸裂していて痛快である。 日本の幕末維新史は、長い間、いわゆる明治の元勲た…

詩のボクシング第12回から

みずから土に戻れないのだから プラスチックはマイナスチックでよいのではないか